Titanium : iphone ってディレクトリ名があると実機転送できない
というつぶやきがあったので、調べてみました。
結論から言うと、Titaniumプロジェクトディレクトリの中のResources配下の
'.git', '.svn', '_svn', 'CVS', 'android', 'iphone'
という名前のディレクトリ内の*.js,*.html,*.cssは、無視されます。シミュレーション用のビルドでは、Titanium:jsはどこに行った iOS編 に書いた通り、直接プロジェクトディレクトリから読み取られるため、実機転送時に初めて問題が発覚します。
'.git', '.svn', '_svn', 'CVS' などをスキップするのは、バージョン管理システムとの兼ね合いで当然として、'android', 'iphone' などをスキップするのは、プラットフォームごとにスクリプトを分けておきたいときには、不便かもしれません。しかし、もともと Recources 以下には、android, iphone など、それぞれのプラットフォーム用の画像などのリソースを配置しておく専用の固定ディレクトリがあり、スキップ処理は、それらを js などのコンパイル候補から外すのが目的だと思われます。
Titanium のビルドシステムは、全体的に見て 'titanium', 'appcelarator', 'ios', 'iphone', 'ipad', 'android' 等々がマジックワードになっている場合が多いようなので、プロジェクト内でこうした名前を使うのを避けながら、ネーミングに気をつけておいた方が安全かもしれません。
Titanium Studioのほうで、作成できないようになっていてほしいものです。
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